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空港で初めて別室に連れて行かれた話

パリからシカゴに到着した時、入国審査がありました。
なおっちは永住権保持者なので、レジデントのとこに並べます。
なかなか進まないVisitorを横目に、すいすい進んで行きました。

そして担当した審査官にパスポートのビザの貼ってある欄を見せました。

「君、移民しにきたの?」

「ち、違います!」って言う前に
「あ、そうか」って独り言言ってたので大丈夫かな〜と思ってたら・・・

あたしにパスポートを返してくれずに
「そこの壁の向こうで待ってて。」

え? と青ざめるあたしに

「大丈夫。日常業務だから。」

大丈夫ちゃうわー!!


これから飛行機乗り換えなきゃいけないのに、どないしょー!
それより、強制送還されたらどないしょー!
でもあたしフランスから来たからフランスに送り返されるの?! それもおもしろいかも。
・・・いやいや 違うって!!

と思いながら待ってると、

別の入国管理官が迎えにきた。
あたしのパスポートをおやじからもらって、こっちに来てと呼ぶ。

君、他の書類は?

は?

大使館からもらったろ?

あたし、もう移住手続き済みなんですけど!

(パスポートを確認して)ああ、彼、スタンプを見落としたんだな。
NEVER MIND!


(なにがNEVER MIND!じゃ! よく見ろ!!)


で、別室に着くと既に数人座って待ってる。
あたしも待つように言われたのでおとなしく座った。

隣の南米系のおばさんは、なにやら帰りの飛行機がどうのこうのって言われてる・・・

でもあたしはちゃんとしたビザ持ってるんだからね!!
ソーシャルセキュリティーナンバーはまだ待ってるところなんだもんね!!
文句言ってやる。
絶対文句言ってやる。
おっさんが1年有効のスタンプ見逃したんでしょー!!って。


10分後。心の中で英語で文句言う練習してたら、怖い顔をした黒人のおっさんにあたしの名前が呼ばれた。


ナヨ〜 タマカ〜(ナオタナカって言いたい? 注 タナカは仮名) 

が、がくっ
吉本のようにずっこけた。

文句言う前にスタンプ押して「Thank you」って言われたので文句言えず。

悔しいけどこのおっさんのせいであたしも笑って(苦笑して?)「Thank you」を言って立ち去った。

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by na0cci | 2006-03-08 19:28